この記事でわかること
・TQQQとauAMトリプルNASDAQ100の違い
・ETFと投資信託の使い勝手の違い
・コストや為替の考え方
・僕が今後TQQQより投資信託を選びたい理由
・3倍レバレッジを長期保有するときの注意点
TQQQを買っていた僕に、気になる投資信託が登場した
僕はこれまで、児童手当の一部でTQQQを少額買っていました。
TQQQは、NASDAQ100指数の日々の値動きの3倍を目指す米国ETFです。
NASDAQ100の長期的な成長に期待している僕にとって、かなり好きな商品です。
ただ、2026年9月に気になる新商品が発表されました。
auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し
です。
こちらもNASDAQ100に対して概ね3倍のエクスポージャーを取りながら、さらに米ドル/円には概ね1倍のエクスポージャーを取る投資信託です。2026年10月15日に設定予定で、SBI証券・マネックス証券・楽天証券では10月5日から募集開始予定と発表されています。
これを見た僕の第一印象は、
「待ってました!」
でした。
特に、
為替ヘッジなしの3倍NASDAQを投資信託で積み立てられる
というところがかなり魅力的。
そして今のところ僕は、
今後3倍NASDAQを買うなら、TQQQよりauAMトリプルNASDAQ100を使いたい
と思っています。
今回は、この2つを比較してみます。
※どちらも非常に値動きの大きいレバレッジ商品です。この記事は僕自身の投資方針をまとめたもので、特定の商品への投資を推奨するものではありません。
まずTQQQとは?
TQQQの正式名称は、
ProShares UltraPro QQQ
です。
NASDAQ100指数の1日あたりの値動きの3倍を目指すETFです。
例えばNASDAQ100がある日に+1%なら、おおむね+3%。
逆に-1%なら、おおむね-3%。
を目標にします。
ここで重要なのは、
「1日の値動きの3倍」
というところです。
20年間のNASDAQ100のリターンが10%だったから、TQQQが30%になる。
という商品ではありません。
ProShares自身も、1日を超える保有期間では実際のリターンが指数リターンの3倍から大きく外れる可能性があり、ボラティリティが高いほど不利になり得ると説明しています。
auAMトリプルNASDAQ100も「日々3倍」
今回登場した
auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し
も基本的な考え方は似ています。
NASDAQ100指数(米ドルベース)に対して、
純資産の概ね3倍程度
のエクスポージャーを構築します。
さらに、
米ドル/円には概ね1倍
のエクスポージャーを取ります。
なので名前は「為替ヘッジ無し」ですが、
NASDAQ100部分を単純に円換算して3倍する設計ではなく、
NASDAQ100:概ね3倍
ドル円:概ね1倍
という設計です。
ここはTQQQと比較するときに押さえておきたいところです。
TQQQとauAMトリプルNASDAQ100を比較
ざっくり整理すると、こんな感じです。

TQQQの純経費率は現在0.82%で、2010年から運用されています。
一方、auAMトリプルNASDAQ100の信託報酬は年0.4334%です。先物取引などに伴う費用もあるため、この数字だけで実質コストを単純比較するのは難しいですが、表面上の信託報酬はかなり低く設定されています。
僕が投資信託の方を使いたい一番の理由
僕にとって一番大きいのは、
積み立てやすさ
です。
TQQQはETFなので、
ドル転。
株数。
取引時間。
などを考える必要があります。
もちろん、それが好きな人には全く問題ありません。
でも僕が今回やりたいのは、
毎月1万円を20年以上、ほぼ放置で積み立てること。
です。
それなら、
1万円。
5000円。
ポイント分。
のように金額指定で積み立てられる投資信託の方が僕には楽です。
投資で一番大事なのは、
完璧な商品を探し続けることより、
やめずに続けること
だと思っています。
この考え方は『JUST KEEP BUYING』を読んでかなり影響を受けました。
投資本についてはこちらにもまとめています。
勤務医が実際に読んでよかった投資・お金の本3冊+不動産を学ぶ1作品
コストだけならauAMが安く見える
数字だけを見ると、
TQQQ:純経費率 0.82%
auAM:信託報酬 0.4334%
です。
約0.4ポイント違います。
20年という長期なら、コスト差は無視できません。
ただし、
0.4334%だから必ずauAMの方が実質的に安い
とまでは言えません。
auAMトリプルNASDAQ100は先物・ETF・債券・外国為替予約などを使って運用するため、信託報酬以外の費用も発生します。
TQQQ側も売買手数料や為替コストなどは使う証券会社によって変わります。
なので僕は、
コスト差だけで選ぶというより、積立のしやすさまで含めてauAM
と考えています。
TQQQには「15年以上の実績」がある
逆にTQQQの大きなメリットは、
すでに長い運用実績があること
です。
TQQQは2010年2月に設定されました。
つまり、
コロナショック。
2022年のNASDAQ下落。
その後の上昇。
など、実際の相場を経験しています。
一方のauAMトリプルNASDAQ100は、これから始まる商品です。
実際に、
指数との乖離がどの程度になるのか。
純資産がどれくらい集まるのか。
長期でどんな値動きになるのか。
はまだ分かりません。
実績を重視するならTQQQ。
これは明確なメリットだと思います。
3倍レバは「20年持てば安心」ではない
僕自身は、
20年以上持てるなら面白い
と思っています。
ただし、
長く持てば安全になる商品
という意味ではありません。
むしろレバレッジ商品では、
値動きが激しく上下を繰り返すことで、長期リターンが単純な3倍から大きく乖離することがあります。
ProSharesも、長期リターンが日次目標から大きく外れる可能性を明示しています。
なので、
教育費として数年後に絶対必要なお金
などを入れる商品ではないと思っています。
僕の中ではあくまで、
大きく下がっても持ち続けられる少額の攻め枠
です。
「tqqqの投資信託版」ではあるけど、完全に同じではない
検索すると、
「tqqq 投資信託」
と調べる人もいると思います。
僕も今回の商品を見て、
「日本の投資信託版TQQQみたいなもの?」
と思いました。
かなり近い部分はあります。
どちらもNASDAQ100の日々の値動きに対して3倍程度を狙います。
でも、
商品形態。
コスト。
売買方法。
為替の設計。
運用手法。
が違います。
なので、
TQQQをそのまま投資信託にした商品
と考えるより、
「日本で買いやすく設計された別の3倍NASDAQ商品」
と考える方が正確だと思います。
SBI証券や楽天証券で買える?
auアセットマネジメントの発表では、
SBI証券
マネックス証券
楽天証券
で2026年10月5日から募集開始予定です。
設定・運用開始は10月15日予定。
検索でも
「au レバナス SBI」
のようなワードが出てきているので、ここは今後調べる人が増えそうです。
販売条件や募集期間は証券会社によって異なる場合があるため、実際に購入するときは各社のページで最新情報を確認する必要があります。
僕ならどっちを買う?
今の僕なら、
auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無し
を選びます。
理由は、
月1万円を長期間、簡単に積み立てたいから。
です。
TQQQが悪いからではありません。
むしろTQQQには長い実績があります。
でも、
僕が今回やりたい投資方法には、
投資信託の方が合っている
というだけです。
だから今まで児童手当の一部で買っていたTQQQ枠は、今後auAMトリプルNASDAQ100へ移していくことを考えています。
こんな人ならTQQQ
僕なら、
リアルタイムで売買したい
すでに米国ETFを普通に買っている
ドル資産として直接持ちたい
長い運用実績を重視したい
なら、TQQQを選ぶ理由は十分あると思います。
こんな人ならauAMトリプルNASDAQ100
一方、
毎月5000円・1万円など金額指定で積み立てたい
日本の投資信託だけで完結したい
ETFの売買を面倒に感じる
超長期で少額を淡々と積み立てたい
なら、今回のauAMはかなり使いやすそうです。
ただし、
どちらを選んでも、
NASDAQ100の3倍レバレッジという高リスク商品
であることは変わりません。
結局、僕は「月1万円を続けやすい方」
TQQQとauAMトリプルNASDAQ100。
どちらも面白い商品です。
でも僕の場合、
大事なのは、
最高の商品を当てることではなく、20年以上続けられること。
です。
だから今のところ、
TQQQ → auAMトリプルNASDAQ100
に寄せていく予定です。
月1万円。
大きく下がっても続ける。
NASDAQ100の成長を信じながら、長期間積み立ててみる。
そして実際にどうなるのかは、
このブログで記録していこうと思います。
※TQQQおよびauAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しはいずれも値動きの非常に大きいレバレッジ商品です。日々のNASDAQ100指数の値動きの約3倍を目指すものであり、長期間の収益率が指数の3倍になることを保証する商品ではありません。投資元本を大きく割り込む可能性があります。最新の目論見書・商品資料を確認し、ご自身のリスク許容度に応じて判断してください。

