この記事でわかること
・月5万円を20年間積み立てた場合の元本
・レバナスとオルカンのシミュレーション結果
・なぜこれほど大きな差になるのか
・それでも僕が「レバナスだけでいい」と思わない理由
月5万円のレバナスを20年間積み立てたら?
先日、Xでこんな投稿をしました。
月5万円レバナスを20年積み続けたら、ここ20年と同じような利回りが続いた場合、約4.2億円。
一方、
月5万円オルカンを20年積み立てて、年8%で運用できた場合は約2,845万円。
この投稿が約1万表示まで伸びました。
「いや、差ありすぎやろ」
と思いますよね。
僕も計算して改めて思いました。
ただ、この数字だけを見て、
「じゃあレバナス一択やん!」
と考えるのは少し危険です。
今回はこの数字がどういう意味なのか、実際にレバナスを積み立てている僕なりに整理してみます。
まず、積み立てる元本は同じ1200万円
月5万円を20年間積み立てると、
5万円 × 12か月 × 20年 = 1,200万円
です。
つまり、自分のお金として投入する金額はどちらも1,200万円。
ここから運用利回りによって、とんでもなく差が開いていきます。
オルカンを年8%で運用すると約2845万円
仮に年8%で20年間運用できたとします。
毎月5万円ずつ積み立てた場合、
約2,845万円
になります。
元本1,200万円に対して約2.4倍です。
これだけでも十分すごい。
毎月5万円を淡々と積み立てるだけで、複利によって1,600万円以上増える計算になります。
もちろん、年8%が将来保証されているわけではありません。
それでも「時間を味方につける」という積立投資の強さはよく分かります。
レバナスでは4億円を超える計算になった
一方で、僕がXに投稿したレバナスの試算では、
約4.2億円
となりました。
元本は同じ1,200万円です。
正直、数字だけ見るとバグってます。
この4.2億円という数字は、おおむね年率約30%に相当するリターンが20年間続くという非常に強い前提を置いた場合の計算です。
ここはめちゃくちゃ重要です。
4.2億円になると予想しているわけではありません。
あくまで、
「過去の非常に好調だったNASDAQ100+レバレッジの世界を、そのまま将来に延長したらどうなるか?」
というシミュレーションです。
レバナスはNASDAQ100の単純な「2倍」ではない
レバナスは、NASDAQ100に2倍のお金を入れて放置している商品ではありません。
たとえばauAMレバレッジNASDAQ100は、日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数の値動きの2倍程度になることを目指して運用されています。
ポイントは、
「日々の値動きの2倍」
というところです。
20年間のNASDAQ100の上昇率を単純に2倍すればいいわけではありません。
値動きが激しく上下すると、複利の影響によってパフォーマンスが削られることもあります。
金融庁もレバレッジ型ETFなどについて、2日以上の期間では原指数の単純な2倍にならず、中長期投資ではその特性に注意する必要があると説明しています。
それでもレバナスには夢がある
ここまで書くと、
「じゃあ長期でレバナス買ったらあかんの?」
と思うかもしれません。
僕はそうは思っていません。
僕自身、レバナスに投資しています。
なぜか。
リスクを理解した上で取れるなら、NASDAQ100の成長にレバレッジをかけられる魅力は大きい
と思っているからです。
ただし、
上がるときに大きく上がるということは、
下がるときもえげつなく下がる
ということです。
50%下がれば、元に戻るには100%上がらないといけません。
レバレッジ投資では、この下落に耐えながら積み立て続けられるかがかなり重要だと思っています。
僕は「S&P500+レバナス」にしている
そこで僕は、
レバナス100%にはしていません。
コア部分にはS&P500。
より大きな成長を期待する部分にはレバナス。
そんなイメージで投資しています。
これならNASDAQ100が絶好調ならレバナスの恩恵を受けられる。
一方でNASDAQ100が大きく崩れたときも、全部がレバナスではありません。
僕にとっては、このくらいが一番続けやすいです。
結局、一番大事なのは20年間続けること
4.2億円。
この数字は確かに夢があります。
でも、僕がこの計算をして一番感じたのはそこではありません。
月5万円でも、20年間続けるとかなり大きな金額になる。
こっちです。
レバナスでもオルカンでもS&P500でも、
途中で怖くなって全部売ってしまえば、複利はそこで終わります。
だから僕は、
「一番リターンが高そうな商品」より「暴落しても持ち続けられる組み合わせ」
の方が大事だと思っています。
4億円になるかは分かりません。
むしろ、そんな簡単にはいかないでしょう。
それでも、
毎月コツコツ資産を買い続ける。
これだけは今後も続けようと思っています。
記事末尾の注意書き
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。シミュレーションは一定の利回りを仮定した単純計算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。レバレッジ型商品は大きな価格変動を伴うため、商品特性・目論見書等をご確認のうえ、ご自身で判断してください。

