- レバナス1億円から月1%取り崩すと、最初はいくら使えるか
- 月1%取り崩しを20年・30年続けたシミュレーション
- 「毎月100万円固定」と「残高の1%」の違い
- 僕がレバナス1億円を出口戦略の目安にしている理由
僕は今、S&P500とレバナスを中心に積み立てています。
積み立てている間は「いくら増えるか」ばかり考えがちですが、最近はその先の出口戦略も考えるようになりました。
もしレバナスが1億円まで育ったら、僕は毎月「その時点の残高の1%」を取り崩す方法を考えています。
1億円なら、最初の1か月は100万円。
ただし、毎月100万円を固定で売るのではありません。
残高が8,000万円になれば80万円、1億2,000万円になれば120万円というように、資産額に合わせて取り崩し額も上下させるイメージです。
ころろん1億円あれば毎月100万円!ではなく、「資産が減ったら生活費も少し落とす」。この柔軟さ込みで月1%を考えています。
レバナス1億円なら、最初の取り崩しは月100万円
今回の前提はシンプルです。
- スタート資産:1億円
- 毎月、その時点の資産残高の1%を売却
- 追加投資なし
- 税金・信託報酬・実際の値動きのブレは考慮しない
スタート時点では、
1億円 × 1% = 100万円/月
かなり大きい金額です。
僕の場合、ここまで資産が育てば「増やすだけ」ではなく、旅行や家族との時間などに少しずつ使っていきたいと思っています。
月1%は「毎月100万円固定」ではない
ここは大事です。
僕が考えているのは毎月100万円を固定で取り崩す方法ではなく、毎月の残高の1%です。
| その時の資産 | 月1%の取り崩し |
|---|---|
| 1億2,000万円 | 120万円 |
| 1億円 | 100万円 |
| 8,000万円 | 80万円 |
| 5,000万円 | 50万円 |
暴落すれば取り崩し額も下がるので、固定額を取り続けるより資産は枯渇しにくくなります。
その代わり、生活費も相場に合わせて上下するという弱点があります。
月1%取り崩しは、実はかなり高いペース
「たった1%」に見えますが、毎月1%なのでかなり大きいです。
運用益がゼロなら、1年後の残高は単純な88%ではなく、約88.6%になります。
つまり1億円なら、相場がまったく増えなければ1年後は約8,864万円です。
理論上、値動きがなめらかな一定成長だと仮定すると、月1%取り崩しながら元本を維持するには年率約12.8%のリターンが必要になります。
だから僕も「1億円あれば永久に毎月100万円使える」とは考えていません。
20年後どうなる?年率0%・5%・10%・15%・20%で比較
毎月、運用後の残高から1%を取り崩すとして、年率を月率換算して20年間シミュレーションしました。
| 仮定年率 | 20年後の残高 | 20年間の累計取り崩し | 20年後の月1% |
|---|---|---|---|
| 0% | 約896万円 | 約9,104万円 | 約9万円 |
| 5% | 約2,378万円 | 約1億2,826万円 | 約24万円 |
| 10% | 約6,030万円 | 約1億9,006万円 | 約60万円 |
| 15% | 約1億4,669万円 | 約2億9,565万円 | 約147万円 |
| 20% | 約3億4,361万円 | 約4億7,969万円 | 約344万円 |
※税金・コストを除外し、毎年同じ利回りで滑らかに増えるという現実にはない単純シミュレーションです。
年率10%でも、月1%を取り崩し続けると20年後の残高は約6,030万円まで減ります。
一方、仮に年率20%が20年間続くというかなり強気なケースでは、取り崩しながらでも残高は約3億4,361万円。累計取り崩し額は約4億7,969万円になります。
一方で、その20年間に受け取った累計額は約1億9,006万円です。
「元本を絶対に減らさない」より、資産を使いながら長く残すという考え方に近いです。
年率10%なら30年でどうなる?
年率10%が毎年一定という仮定だけをもう少し長く見てみます。
| 経過年数 | 残高 | 累計取り崩し | その時点の月1% |
|---|---|---|---|
| 10年 | 約7,765万円 | 約1億698万円 | 約78万円 |
| 20年 | 約6,030万円 | 約1億9,006万円 | 約60万円 |
| 30年 | 約4,682万円 | 約2億5,457万円 | 約47万円 |
30年後でも資産は約4,682万円残っています。
ただし、毎月使える額も100万円から約47万円へ下がっています。
これが「残高の1%を取り崩す」方法の特徴です。
レバナスでは平均利回りより「値動きの順番」が重要
ここまでの表は、かなり都合よく毎年同じ利回りで増える前提です。
でもレバナスはそんな動き方をしません。
大きく上がる年もあれば、50%以上下がるような局面もあり得ます。
特に取り崩し開始直後に大暴落すると、安値で多くの口数を売ることになり、その後の回復力を削ります。
いわゆるシーケンスリスク(リターンの順序リスク)です。
レバレッジ商品の暴落リスクは、ITバブル直前からS&P500・QLD・TQQQを積み立てたシミュレーションでもかなり極端に出ています。
だから「月1%」を絶対ルールにはしない
僕が今考えているのは、あくまで1億円に到達した後の目安です。
例えば大暴落中なのに「ルールだから毎月1%絶対売る」とまでは考えていません。
現金をある程度持っておいて、暴落時は現金から生活する。
相場が好調なときはレバナスから多めに取り崩す。
そんな柔軟な使い方もありだと思っています。



1億円を作ることがゴールじゃなくて、そのお金で人生を少し豊かにするのが目的。だから僕は「減らさないこと」だけにはこだわらないつもりです。
僕はS&P500も残しておきたい
実際には、老後資産をレバナス1億円だけにするつもりでもありません。
僕は今も、S&P500=土台、レバナス=攻めと考えています。
だから将来的には、S&P500や現金も別に持ちながら、レバナスが大きく育った部分を取り崩す形が理想です。
この使い分けは、勤務医の僕がS&P500とレバナスを両方買っている理由にも書いています。
税金も忘れない
今回の「月100万円」はあくまで売却額ベースです。
特定口座で保有している投資信託を売却する場合、100万円すべてに税金がかかるわけではなく、売却した部分に含まれる利益に対して課税されます。
取得元本と含み益の割合によって、実際に手元に残る金額は変わります。
なので本当に1億円が見えてきたら、税金込みの取り崩しシミュレーションも作るつもりです。
まとめ|レバナス1億円は「使い始める」1つの目安
僕が今考えている出口戦略は、
- レバナスが1億円まで育ったら
- 毎月残高の1%を目安に取り崩す
- 最初なら約100万円/月
- 暴落時は無理に売らず、現金も使う
- S&P500は資産形成の土台として別に残す
という形です。
月1%はかなり高い取り崩し率なので、これが絶対の正解とは思っていません。
でも僕は、資産を最大化したまま死ぬことより、十分に育った資産を少しずつ生活に戻していく方に魅力を感じています。
今はまず、その「使える1億円」を目指して、S&P500とレバナスを淡々と積み立てていきます。
毎月の積立方針は、僕がS&P500とレバナスに月30万円を積み立てる理由にまとめています。
※本記事の数値は一定利回りを仮定した単純シミュレーションです。実際のレバナスは価格変動が大きく、日々の値動き、金利、為替、コスト、税金などで結果は大きく変わります。特定の商品や取り崩し方法を推奨するものではありません。









