「超長期だと、オルカンに5倍入れても、レバナスやタマレバに負けることもあり得るんやね」
今回のシミュレーションを見て、僕がまず考えたのはこれでした。
今回は、オルカン・NASDAQ100・レバナス・タマレバに、合計で毎月10万円を積み立てたらどうなるか。1988年からの仮想運用を、約69秒の動画にしました。
この条件での最終残高は約21億円。ただし、その途中には、合計残高が約4億円から約2,000万円台まで減る場面もあります。
結果と、その数字にたどり着くまでの道のりを、セットでまとめます。今回の配分は検証用で、僕の実際の積立配分ではありません。
この記事でわかること
・月10万円を4資産に分けた仮想運用の結果
・積立を続けていても起こった大きな残高減少
・「積立額の割合」と「保有残高の割合」の違い
※全4系列とも指数を使った仮想計算です。実商品の運用実績ではなく、1988年にこれらの商品を買えたという意味でもありません。
毎月10万円を、5:3:1:1で積み立てる
| 投資対象(すべて相当モデル) | 毎月の積立額 |
|---|---|
| オルカン | 5万円 |
| NASDAQ100 | 3万円 |
| レバナス(日次2倍・為替ヘッジあり) | 1万円 |
| タマレバ(日次3倍・為替ヘッジなし) | 1万円 |
初期の一括投資はなし。1988年1月末から2026年10月末まで、466回積み立てます。元本は合計4,660万円です。
売却もリバランスもせず、毎月末に同じ金額を購入する条件。値下がりしても積立を止めず、途中でお金を使うこともない計算です。
この条件で、最後はいくらになった?
| 投資対象 | 元本 → 最終評価額 |
|---|---|
| オルカン相当 | 2,330万円 → 約2億4,362万円 |
| NASDAQ100相当 | 1,398万円 → 約6億5,711万円 |
| レバナス相当 | 466万円 → 約3億4,615万円 |
| タマレバ相当 | 466万円 → 約8億5,207万円 |
| 合計 | 4,660万円 → 約20億9,895万円 |
評価日は2026年10月30日。金額は万円単位に丸めています。毎月の投資額が違うので、残高だけで商品の優劣を比べる表ではありません。
オルカンにはレバナス・タマレバの5倍の金額を入れています。それでも、この計算では最終残高が逆転しました。入れた金額だけでは、長期の結果は決まらないんですね。
ただし、これは過去の特定期間を、後から選んだ配分で計算した結果です。「これから月10万円を積み立てれば21億円になる」という予測ではありません。
でも、途中は約4億円から約2,000万円台へ
ITバブル崩壊の場面を見ると、月末の合計残高はこう変わります。
2000年2月:約4億1,451万円
2002年9月:約2,251万円
この間も、毎月10万円を入れ続けています。積立をしていれば、残高が大きく減らないわけではありません。
月末データで、入出金の影響を取り除いて計算した最大ドローダウンは約94.9%。これは累計元本に対する含み損率ではなく、運用成績のピークからの落ち込みです。月中の安値は捉えていません。
「タマレバは月1万円だけ」でも、ずっと1割ではない
今回、タマレバに入れるお金は毎月の積立額の10%です。でも、リバランスをしないので、増え方によって保有残高の割合は変わります。
最後のタマレバ相当の残高は、合計の約41%。入金の割合が小さくても、資産全体に与える影響まで小さいままとは限りません。
この考え方は、タマレバが80%下がったとき、保有比率で資産全体への影響がどう変わるかという記事にもつながります。
それでも、僕は毎月淡々と買っていく
ころろん僕はハイテク企業の成長を信じています。下がったときに、以前より安く追加で買えることにも魅力を感じています。
これは以前、僕がレバナスを肯定する3つの理由でも書いた考えです。
今回のような大きな最終額が、積立を続ける根拠のすべてではありません。僕自身の方針は、毎月の積立額を変えずに続けることです。



僕は、これからも毎月淡々と買っていくつもりです。
ただし、この動画の配分をそのまま勧める記事ではありません。自分に必要なお金と投資資金を分けて考えること、そして大きく下がる可能性も含めて判断することは欠かせません。
計算条件と、実際の商品との違い
レバナス相当は為替ヘッジあり、タマレバ相当はなしなので、倍率だけの比較でもありません。レバレッジは長期リターンを単純に2倍・3倍したものではなく、日々の値動きから計算しています。タマレバ相当の為替の影響は1倍です。実商品の仕組みはauアセットマネジメントの説明も参照してください。
年間費用は、オルカン相当0.05775%、NASDAQ100相当0.20%、レバナス相当・タマレバ相当は各0.4334%を全期間に固定。短期金利による資金調達・為替ヘッジ費用も近似しています。過去の実際の費用や先物運用を忠実に再現したものではありません。投資家の税金・売買手数料・為替スプレッド等は省略しています。
NASDAQ100はFREDの価格指数と配当込み指数を接続。1999年3月4日以前の配当は含みません。オルカン相当は初期部分にCurvo由来の公開月次データ、2001年以降にMSCI ACWIの税引前配当再投資系列を使用。初期データは全期間を公式資料で照合できていません。
したがって、金額はデータとモデルの制約を伴う参考値です。将来の利益、暴落後の回復、同じ運用を長期間続けられることを保証するものではありません。










