2025年、僕はそれまで積み立てていた投資資産を大きく売却しました。
金額はざっくり、
元本:約1500万円
利益:約1500万円
合計すると、約3000万円です。
S&P500やレバナスなどを2023年頃から買っていて、かなり利益が出ていました。
投資をしている人なら、
「せっかく増えた3000万円を売るの、もったいなくない?」
と思うかもしれません。
僕自身、
「このまま持っていたら、もっと増えるかもしれへんな」
とは思いました。
それでも売りました。
理由はシンプルです。
すごく気に入った家を見つけたから。
今振り返っても、この判断は正解だったと思っています。
今回は、
長期投資は本当にずっと売らずに持ち続けるべきなのか?
について、実際に約3000万円の投資資産を売却して家を購入した僕の考えを書いてみます。
※この記事は僕自身の資産形成についての記録です。特定の商品や売買タイミングを推奨するものではありません。
2023年からS&P500とレバナスを買っていた
僕は2023年頃から、
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
やレバナスなどに投資していました。
コツコツ入金しながら運用を続けた結果、2025年にはかなり利益が出ていました。
売却した時点では、
元本がおよそ1500万円。
含み益がおよそ1500万円。
合わせて約3000万円。
かなり大きな金額になっていました。
僕がS&P500とレバナスを両方買っている理由については、こちらの記事にもまとめています。
勤務医の僕がS&P500とレバナスを両方買っている理由【資産形成のリアル】
すごく気に入った家を見つけた
投資を続けていた2025年。
家を探している中で、
「ここに住みたい」
と思える家を見つけました。
そこで問題になったのがお金です。
僕は普段から、現金を大量に持つスタイルではありません。
手元に置いているのは、
緊急時に備えた半年分程度の生活資金
が中心。
それ以外のお金は、基本的に投資へ回しています。
なので家を買うためにまとまった資金が必要になったら、
投資商品を売るしかありません。
ここで、
「投資資産をそのまま持つか」
「家のために売るか」
を考えることになりました。
正直「このまま持っていたらもっと増えるかも」と思った
もちろん迷いはありました。
約3000万円です。
しかも約1500万円は利益。
かなりうまく増えていました。
だから、
「このままあと5年、10年持っていたら、もっと増えるんちゃう?」
という気持ちはありました。
投資をしていると、売るのが怖くなることがあります。
下がるのが怖いというより、
売ったあとに上がるのが怖い。
「あのとき売らなかったら○○万円になってたのに」
となるのが嫌なんですよね。
僕も普通にそう思いました。
でも、それ以上にその家が気に入りました。
投資は数字を増やすゲームじゃない
最終的には、
家を買うために売ろう
と決めました。
僕は投資をしていると、つい証券口座の数字を増やすこと自体が目的になってしまいます。
1000万円。
2000万円。
3000万円。
数字が増えると嬉しい。
でも、
何のために投資しているんやろ?
と考えると、僕の場合は「証券口座の数字を一生眺めるため」ではありません。
自分や家族の生活を良くするためです。
せっかく投資でお金が増えても、
一度も使わずに人生が終わったら、それはそれで何か違う。
インデックス投資だって、いつかは売らないと使えません。
そう考えると、
自分が幸せになるために使うなら、売っていい。
というのが僕の答えでした。
長期投資=一生売らない、ではないと思う
投資の世界では、
「長期投資なら売らずに持ち続ける」
という話をよく聞きます。
もちろん、老後資金など何十年後に使う予定のお金を、相場が少し下がったからといって慌てて売る必要はないと思います。
でも、
長期投資=何があっても絶対売らない
ではないと思っています。
結婚。
家の購入。
子どもの教育。
旅行。
老後。
人生には、お金を使いたいタイミングがあります。
そのために資産形成しているなら、
目的に合ったタイミングで使っていい。
むしろ、それが投資をしている意味の一つだと思っています。
売ったあとに「あのまま持っていたら」と計算することはある
とはいえ、僕も人間です(笑)。
投資資産を売ったあとに株価が上がると、
「あの3000万円、そのまま持ってたら今いくらなんやろ」
と計算することがあります。
これは今でもたまにやります。
「あー、結構増えてたな」
と思うこともあります(笑)。
でも、
売ったことを後悔しているか?
と聞かれたら、答えはNOです。
今の家をかなり気に入っているからです。
毎日生活する場所です。
家族との時間を過ごす場所です。
その満足感と、
「もし株を持ち続けていたら増えていたかもしれない金額」
を比べても、僕は今の選択で良かったと思っています。
家に使ったお金も、全部消えたわけではない
もう一つ大事なのは、
株を売って家を買った=3000万円を全部消費した
というわけではないことです。
株という資産の一部を売却して、住宅という別のものにお金を移しました。
もちろん住宅価格が必ず上がる保証はありません。
売却時に利益が出るかどうかも、そのときの市場次第です。
ただ僕自身は、
住んでいる間の満足感を得ながら、将来売却できる資産でもある
と考えています。
だから僕の中では、
「投資をやめて3000万円使ってしまった」
という感覚ではありません。
資産の使い道を変えた
くらいの感覚です。
売却から数か月後には、また投資を始めた
家を購入したあと、
「もう投資は終わり」
にはしませんでした。
数か月後には、またS&P500やレバナスへの投資を再開しました。
投資資産は一度かなり小さくなりましたが、
また積み上げればいい。
そう思っています。
そして現在、証券口座の投資資産は再び1000万円を超えました。
その経緯はこちらの記事にまとめています。
勤務医の投資資産が再び1000万円を突破。資産4000万円から仕切り直した理由【資産形成記録】
一度大きく使ったからといって、資産形成が終わるわけではありません。
使う。
また貯める。
また投資する。
僕はそれでいいと思っています。
2025年に3000万円を売った判断は正解だった?
今振り返って、
「2025年に約3000万円の投資資産を売った判断は正解だった?」
と聞かれたら、
僕は迷わず、
正解だった
と答えます。
理由は簡単。
今の家がめちゃくちゃ気に入っているから。
投資を続けて資産が4000万円、5000万円になっていたとしても、
「あの家買っとけば良かったな」
と思い続けるなら、僕にとってはそちらの方が嫌です。
投資の正解って、
最終的に一番お金が増えた選択
だけではないと思っています。
そのお金で、
自分や家族がどういう生活をできたか
まで含めて考えたいです。
後輩医師に「家のために投資信託を売っていい?」と聞かれたら
もし後輩医師から、
「先生、家を買うために投資信託を売ってもいいですか?」
と聞かれたら、
僕なら、
「自分の目的に合ってるなら、全然ええんちゃう?」
と答えます。
もちろん、
生活防衛資金がなくなる。
無理な住宅ローンを組む。
老後資金まで全部使う。
となれば別です。
でも、
自分が本当に欲しい家がある。
資金計画にも無理がない。
そのために今まで増やしてきた投資資産を使う。
それなら、
何も悪いことではない
と思っています。
投資は、人生を幸せにするための手段
僕がこの記事で一番伝えたいのは、
投資は数字を増やすゲームじゃない
ということです。
資産3000万円。
5000万円。
1億円。
もちろん増えれば嬉しいです。
僕も資産額を見るのは好きです(笑)。
でも、それが目的になってしまうと、
いつまで経っても使えなくなる。
インデックス投資だって、最終的にはどこかで使わなければ意味がありません。
家を買う。
旅行する。
子どもに使う。
老後に使う。
自分がやりたいことに使う。
そのために投資している。
だから僕は、
人生のイベントに合わせて投資資産を売ってもいい
と思っています。
僕は2025年に、約3000万円の投資資産を売却しました。
そして気に入った家を買いました。
数か月後から、また投資を始めました。
今は再び1000万円を超えています。
これからまた、
1100万円。
1200万円。
2000万円。
と積み上げていけばいい。
必要なときには使う。
使ったら、また増やす。
今のところ、僕にはこの資産形成が合っています。

