こんにちは、医師のころろんです。
最近、こんなお悩みはありませんか?
- なんだか疲れやすい
- イライラしやすい
- 夜ぐっすり眠れない
これらは自律神経の乱れが原因かもしれません。
今回は、 自律神経を整える具体的な食品5つ をご紹介します!
スーパーで手に入る食材だけなので、今日からすぐ実践できます。
① トマト|リコピンで自律神経をリラックス
トマトには「リコピン」という抗酸化作用のある成分が豊富に含まれます。
リコピンは、ストレスによる酸化ダメージを防ぎ、 副交感神経(リラックス)の働きを助けます。
おすすめの食べ方:
- トマトジュース(無塩)で朝の1杯
- オリーブオイルと一緒にサラダで
- 冷やしトマトに塩少々でシンプルに
朝トマトは特におすすめ!目覚めがよくなります。
おすすめ商品:カゴメ トマトジュース 食塩無添加 200ml×24本
忙しい朝でも手軽に「1日1本のリコピン習慣」。
濃縮還元ではなくストレート果汁100%。自律神経ケアの第一歩にぴったりです。
② なす|体の熱をとり、気分を落ち着ける
なすは漢方的に“体の熱を冷ます”野菜とされ、 イライラや興奮を抑える効果が期待できます。
また、水分が多く、胃腸にもやさしいため、 夏バテや疲労感の軽減にも。
おすすめの食べ方:
- 焼きなすにしょうがを添えて
- 味噌汁の具に
- 炒め物にごま油をプラスして
冷たいなす料理は、クールダウンしたい日にぴったり!
③ 鮭(さけ)|アスタキサンチンで疲れにくく
鮭に多く含まれる「アスタキサンチン」や「ビタミンB群」は、 神経の働きを整え、ストレス耐性を高める栄養素です。
また、EPA・DHAなどのオメガ3脂肪酸も豊富で、脳の疲れや不安感をやわらげる効果も期待できます。
おすすめの食べ方:
- 焼き鮭にして朝食に
- ホイル焼きにして野菜と一緒に
- サーモンの刺身やマリネも◎
冷凍鮭でもOK!常備しておくと便利です。
④ 玄米|ビタミンB群がストレスを撃退
白米よりも ビタミンB群・マグネシウム・食物繊維が豊富な玄米は、自律神経を安定させる栄養素の宝庫。
とくにビタミンB1は、ストレスによる神経疲労に効果的とされています。
おすすめの食べ方:
- 玄米100%が苦手な人は「白米+玄米+雑穀」でOK
- おにぎりにして朝ごはんにも
- 炊き込みご飯にして野菜と一緒に
食べにくい場合は「発芽玄米」もおすすめ!
⑤ バナナ|朝食にぴったりの天然の精神安定剤
バナナには「トリプトファン」というアミノ酸が含まれており、これは 幸せホルモン“セロトニン”の材料になります。
朝に1本食べるだけで、 気分が安定しやすくなる効果が期待できます。
おすすめの食べ方:
- 朝のヨーグルトにプラス
- 小腹が空いたときのおやつ代わりに
- バナナミルクやスムージーにも
つらい朝に1本食べるだけで気分が上向くかも!
まとめ|毎日の食事で自律神経をやさしく整えよう
食品 | 主な栄養素 | 期待できる効果 |
---|---|---|
トマト | リコピン | 抗ストレス・抗酸化作用 |
なす | 水分・ポリフェノール | 鎮静・クールダウン |
鮭 | ビタミンB群・EPA・アスタキサンチン | 神経の修復・疲労軽減 |
玄米 | ビタミンB1・マグネシウム | 自律神経の安定・ストレス軽減 |
バナナ | トリプトファン・ビタミンB6 | 気分安定・睡眠改善 |
最後に|食べ方ひとつで、こころも整う
どれも難しい食材ではありません。
日々の食事に、ちょっと意識して加えるだけで、自律神経は自然と整っていきます。
今日のごはん、ちょっとだけ“気づかい”してみませんか?
もし参考になったら、SNSなどでシェアしてもらえると嬉しいです!
次回は「自律神経と朝の過ごし方」についても書いていきますね!