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Metaplanetの株主構成を読み解く|上位10株主を徹底解説

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日本発の上場企業「Metaplanet(メタプラネット)」が、国内外の投資家の間で注目を集めています。

2025年7月時点のBloombergデータやSimonさんによると、同社の株式を保有している上位株主には、米国の証券会社や機関投資家が多く名を連ねています。

本記事では、Metaplanetの上位10株主を詳しく解説します。


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目次

📊 上位10株主一覧(2025年7月時点)

順位株主名保有株数持株比率
1位National Financial Services LLC84,405,418株12.40%
2位CHARLES SCHWAB FBO Customer61,196,660株8.99%
3位MMXX Ventures Ltd44,431,690株6.53%
4位Capital Group Cos Inc44,274,351株6.50%
5位Interactive Brokers LLC35,514,470株5.22%
6位Evo Fund27,603,350株4.05%
7位Barclays PLC20,374,188株2.99%
8位Bank of New York Mellon Corp18,372,460株2.70%
9位Vanguard Group Inc16,575,130株2.43%
10位Simon Gerovich(個人)15,555,500株2.28%

🔍 各株主の詳細解説

1. National Financial Services LLC(NFS)

Fidelity(フィデリティ証券)の親会社であり、米国の大手証券クリアリング機関。Metaplanet株を海外から購入する外国人投資家が最も多く利用している経路のひとつと見られます。

2. Charles Schwab FBO Customer

米大手証券チャールズ・シュワブの顧客保有分。最新データでは6000万株超を新たに取得しており、非常に強い買い意欲が伺えます。

3. MMXX Ventures Ltd

詳細不明のオフショア法人。主に節税や匿名性の高い投資活動のために設立された可能性があり、裏に大口の資産家やファンドが存在している可能性も。

4. Capital Group Cos Inc

アメリカの名門資産運用会社。長期保有型の投資スタイルで知られ、信頼感の高い株主の一つ。指数連動ETFにも関与するため、将来的な組み入れを意識しているかもしれません。

5. Interactive Brokers LLC(IB)

世界中の株式を取引できる証券会社。個人・機関を問わず、Metaplanetをグローバルに保有している投資家の多くがこのプラットフォームを使っていると考えられます。

6. Evo Fund

2025年7月に2400万株以上を新規取得。急速に買い進めていることから、短期的な値上がり益やBTC関連の思惑を持つファンドと推測されます。

7. Barclays PLC

英国大手金融機関。自己勘定・信託口のどちらかでの保有と考えられ、一定の流動性提供役割を果たしている可能性も。

8. Bank of New York Mellon

機関投資家向けのカストディ(資産保管)銀行。外国人投資家の間接保有の入り口としても使われる。

9. Vanguard Group Inc

世界最大級のインデックスファンド運用会社。将来的な指数組み入れを先読みしてのポジション構築か。

10. Simon Gerovich(個人)

Metaplanetの経営メンバー。個人で1500万株以上保有しており、経営陣としての強いコミットメントが表れています。


🧠 投資家目線での注目ポイント

  • 上位5位までに外国系証券・ファンドがずらりと並び、Metaplanetの国際的な注目度の高さが明らか。
  • 特にEvo FundやCharles Schwabの大幅な買い増しは、短期的な材料としても注視されるべき要素。
  • 今後、FTSEやMSCIといった指数への組み入れが行われれば、VanguardやCapital Groupのさらなる買い増しも期待できるでしょう。
  • Simonさんがランクインしているということは、株価を上げたい=株主の期待にそった行動を取る可能性が大です。

✍️ まとめ

Metaplanetの株主構成を見れば見るほど、いまこの企業に集まるグローバルマネーの流れが見えてきます。

海外投資家の動きに敏感に反応する投資対象であるMetaplanet。今後の株価の鍵を握るのは、これらの大口株主たちの動向かもしれません。

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