ビットコインがついにATH(All Time High=過去最高値)を更新しましたね!
長期で積み立ててきた方にとっては感慨深い瞬間だと思いますし、これから投資を始める方にとっても非常に注目の局面です。
そんな中で、ビットコインを大量に保有する【メタプラネット(3350)】の株価に注目している方も多いのではないでしょうか?
現在、メタプラネットはワラント(新株予約権)の行使中ということもあり、短期的には値動きが読みづらい局面です。
しかし、個人的には「長期的に見れば上方向」と考えています。

短期ではどう動く?ワラント行使が与える影響
まず押さえておきたいのが、ワラントの行使=新株の発行ということ。
つまり、既存の株主にとっては「希薄化(1株あたりの価値が下がる)」につながる要素です。
- ワラントが行使されるたびに新株が市場に出てくる
- 供給が増えることで、株価が一時的に押されることがある
- 投資家心理としても「売り圧力」として受け止められる
このような理由から、短期ではボラティリティが大きくなる可能性があります。
それでも長期で期待できる理由
✅ ビットコインの価格連動性
メタプラネットは、ビットコインを財務資産として保有しています。
これはまるで「日本版マイクロストラテジー」のような立ち位置とも言われています。
つまり、ビットコインの価格が上がれば、メタプラネットの価値も上がる構造です。
✅ mNAVとの乖離がまだ大きい
メタプラネットの「mNAV(Bitcoin換算時価総額)」は、現時点でも株価に対して割安と見られています。
mNAVが株価を下支えする役割を果たしやすく、「安く仕込んでおきたい」という投資家の思惑が生まれやすいのです。

✅ 海外投資家やSNS層の注目度が上昇
最近では、海外のビットコインインフルエンサーがメタプラネットを紹介したり、SNSでも話題に上がることが増えてきました。
個人投資家の認知が進むことで、需給の改善と出来高の増加が見込まれます。
まとめ:短期は様子見、長期はチャンス
現在のメタプラネットは、
- ワラントの行使による短期的なボラティリティ
- ビットコイン連動による中長期的な成長期待
という「不安定さ」と「期待」が共存している銘柄です。
ただ、長期的な視点で見れば、
- ビットコインのATH更新
- 半減期サイクルの追い風
- mNAVとの乖離縮小
といった材料から、株価は上方向を目指していく可能性が高いと考えられます。
焦らずに、じっくり育てていきたい銘柄の一つですね。