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ビットコイン戦略の全貌【メタプラネット】

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なぜ「ビットコイン」なのか?

メタプラネットが注目されている最大の理由――
それは、上場企業でありながら、企業資産を大胆にビットコイン(BTC)へと集中投資していることにあります。

この方針は、米国のマイクロストラテジー社に倣った戦略で、「日本版マイクロストラテジー」とも呼ばれています。

さらに詳しくはこちらの記事に


企業としてBTCを買うという決断

通常、企業の余剰資金は預金・株式・債券などに分散されることが多いですが、メタプラネットは2023年以降、BTCの現物を戦略的に保有することを明確に打ち出しました。

その理由はシンプル:

  • 法定通貨(円)の価値は長期的に下がる
  • BTCは「21万枚限定」の希少資産
  • インフレヘッジ、デジタルゴールドとして注目されている

実際にどれくらい保有しているの?

2025年7月時点の情報では、以下のような保有状況です(※変動あり):

15555BTCを99307$で購入している形になりますね。


なぜ個人投資家が注目しているのか?

メタプラネットの株を買うことで、間接的にBTCに投資できるという仕組みが、特に個人投資家に刺さっています。

  • 暗号資産取引所を使わずにBTC連動の資産を持てる
  • 日本円で買える上場銘柄のため、手軽で安心感がある
  • BTC価格と株価の連動性を利用したトレードも可能

実際、BTCが上昇するときに、メタプラネットの株価が急騰するケースも多く見られます。


オプション戦略(プット売り)でBTCを買う

さらにユニークなのが、BTCのプットオプション売り戦略です。
これは、BTCを安く買いたい企業が、一定の価格で買う「義務」を受け入れることでプレミアム(保険料)を受け取る戦略。

簡単にいうと:

「BTCがもっと安くなったら買うよ」と約束して、待っている間にも収益が得られる。

という方法です。


mNAV(修正純資産価値)との関係

ビットコイン戦略を理解する上で、**mNAV(modified Net Asset Value)**の概念も欠かせません。
これは、BTCの含み益・含み損を加味して、1株あたりの価値を算出する指標です。

投資家はこのmNAVを参考にしながら「割安かどうか」を判断しています。


ATMプログラムで資金調達も柔軟に

BTCを買うための資金をどのように調達しているか?
その鍵となるのが「ATMプログラム(At-the-market equity offering)」です。

これは、株価に応じて市場から直接資金調達できる方法で、柔軟なキャッシュ確保が可能です。

ただし、株式の発行による希薄化リスクもあるため、注意が必要です。


まとめ:日本で唯一無二の戦略企業

メタプラネットは、「日本株の顔をしたビットコイン企業」とも言える存在です。

  • 日本円で買えるBTC企業
  • オプション戦略やmNAVという独自性
  • SNSやXでの熱狂的ファン層

短期的な値動きは激しいですが、中長期でBTCを信じる投資家にとっては、注目すべき企業と言えるでしょう。

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